妊娠出産の辛さをみんなが知っていたら、
やれ産めだ作れだ、何人欲しいだ男だ女だ、軽々しくは絶対に言えないと思いました。
妊娠出産の苦しさは身をもって体験しないと絶対にわからない。
もっと言うと、今苦しさを感じている人にしかわからない。
こんなに苦しくて辛くて怖いことなんか、
過ぎた時に忘れるように出来てなきゃ困る。
GWもあと1日。主人と長女がずっとそばにいる9日目を終えました。
長女とお風呂を済ませ、夕食の支度をしようにもとにかく体が重く、声も出せないくらい辛くて、主人に全部任せてしまいました。
主人がお土産で買って来てくれたうどん、義母が育てた菜っ葉と、こどもの日のお祝いに贈ってくれたハンバーグ。
涙が出るほど美味しかったです。
美味しいねって笑って、ほらお行儀悪いのダメだよって言ったり、おかわりいる?とか、大きいおかずを切ってあげたり、箸の持ち方を教えてあげたり、
死ぬほど辛くて苦しくて、頑張って、悩んで、きっと旦那さんも死ぬ気で頑張ってくれていて、
その先にこの時間があるんだとしたら、
やっぱり幸せはタダじゃ手に入らないんだなって思いました。
理解のある主人で、家事もしてくれるし、子供の相手もしてくれるし、私のことも労わってくれます。
心の底から信頼してるし感謝してる。
でもそんな主人のつがいとして生活していても、それでも毎日辛い。もっと手伝って欲しい、極力体を動かしたくない、そう思うのが妊娠だなって感じたんです。
そう思う気持ちも、そんなこと言えない自分も、悔しくて腹立たしいくらいです。
妊娠してから、長女を抱っこするのは主人の役目でしたが、1ヶ月程前から肩首を壊してしまった様子。
ちょっとふくよかに育て過ぎました。
それでも今日も幾度となく肩車してくれて、感謝しかないです。
もうすぐ里帰りなので、その隙に治してください。
新生児産まれたら、痛いとか言ってられなくなるのでその前に治して…
あと少し、お腹の中に留めておくのも残り2ヶ月を切りました。
今も充分辛いけど、新生児の辛さのほうがよっぽど記憶にあるので浮かれてもいられません。
俗に言う「普通の幸せな家庭」をせっかく手に入れられたのだから、 死にものぐるいで守り抜かなきゃ。
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